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物流社員の資格

現役社員がおすすめする貿易事務・物流事務で役立つ資格一覧

おつかれさまです、ものながれロジ男(@butsuryuman)です。
私は物流企業に入社以前から資格勉強を始め、今では、日商簿記検定2級、全商簿記検定1級、全商英語検定1級、英語実務検定2級、貿易実務検C級などを取得しました。

貿易事務・物流事務への就職や転職で役立つ資格を取りたいけど、何から勉強したら良いのかわからない。

とりあえず簡単に取れそうなおすすめの資格を知りたい。

そんな方に向けて今回は、現役で働いている私が貿易事務・物流事務で役立つ資格を紹介します。




当たり前かもしれませんが、資格一つあるだけで転職や就職活動で有利に進めることができて、永久に財産として残ります。
特に物流業界では、「資格」が優遇されたり、昇格・昇進材料の一つとして扱う企業も多いのも事実。

たくさんの資格があるからこそ、選び方が一層重要度を増してきます。

これから物流事務や貿易事務として働きたい人だけでなく、現役で働いている方にもおすすめの内容なので、ぜひ最後まで読んでいってください。

物流事務・貿易事務で役立つ資格一覧

物流業界に役立つ資格はたくさんありますが、その中でもおすすめの資格が次の5つ

貿易・物流事務で役立つ資格一覧

1.日商ビジネス英語検定
2.貿易事務検定
3.簿記検定
4.通関士
5.TOEIC

それぞれ紹介していきます。

1.日商ビジネス英語検定

日商ビジネス英語検定は、英語を使ってビジネスメールや交渉をしたい人におすすめの資格です。

なぜなら、商社や海外取引を行う企業で実際に使われる英文を基に出題されており、受験勉強が実践練習につながるからです。

一般的な英語検定の方がとっつきやすいのも事実ですが、ここまで電子メール、レター、企画書などの英文に特化した英語検定は日商ビジネス英語検定だけです。

英語スキルを伸ばしたいけど、ビジネス英語も同時に伸ばしたい人は日商ビジネス検定がおすすめです。

2.貿易実務検定

貿易実務検定は、海貨業務、フォワーディング業務を目指しているけどまずは貿易業界について幅広く知りたい方におすすめの資格です。

なぜなら、貿易の商習慣、手続きの流れを大々的に出題されている貿易に特化した資格だからです。

例えば、通関士を目指しているけど手始めに基礎知識を身につけたい人にもおすすめです。

試験内容が難しいと言う人がいますが、貿易実務検定「C」級からステップアップしていけば無理なく合格できます。
過去5回分の合格率平均は6~7 割なので、計画的に勉強すれば誰でも合格は見込めます。

3.簿記検定

簿記検定は、英語は苦手だけど就職・転職・昇進のために資格を取りたい人におすすめの資格です。

なぜなら、簿記検定は物流会社の大小問わず評価が高い資格だからです。

簿記検定は日商簿記と全商簿記で難易度が大きく分かれます。
両方の資格を持っている私に言わせると、受けるなら日商簿記をおすすめします。

難易度を比べると日商簿記の方がはるかに難しいですが、これがあるだけで周りと差をつけられます。

日商簿記2級を持っていれば、貿易事務・物流事務ではトップクラスです。
ちなみに日商簿記1級は、税理士や個人事務所を立ち上げられるレベルなので考えなくてOKです。

日商簿記2級>>>>>>日商簿記3級>>全商簿記1級

全く初めての方は、まずは日商簿記3級から受けてみましょう。

ユーキャンの簿記3級講座

私も日商簿記2級に合格するまで色々な教材を試しましたが、最終的に辿り着いたのがユーキャンでした。
一般的な教材と比べて図解も多いので、勉強効率もモチベーションも落ちませんでした。

とはいえ「国際的なイメージが強い物流事務、簿記検定を取っても意味ない」イメージは拭いきれませんが、実際はめちゃくちゃ評価されているんですよ。

特に日系企業では昇進材料として扱われることが多いので、この機会に是非取っておきたい資格です。

4.通関士

通関士は、通関業務に携わりたい人にオススメの資格です。

通関業法では、通関士の資格がないと申告する権利すら与えられず、通関士として働くことすらできません。

税関の目を持ち、適正な申告を遵守する通関士ですが、担当者の判断一つで関税が何百万も変わってしまうことがある分、責任感と緊張感を感じながら仕事をすることができます。

試験の難易度は年々上がっており、合格率は平均2割程度
一見、「国家試験にしては合格率が高いな」と思うかもしれませんが、通関士試験では本気で受験する割合が多いため、結果的に合格率が高くなっているだけで難関資格であることには変わりありません。

どうやって通関士の勉強をすれば良いのかについては、独学よりも講座に申し込んでみるのがおすすめです。

独学のデメリットは、時間がかかりすぎること。
独学はコストも最小限に抑えられますが、傾向と対策を立てるのが難しいため、当然勉強の効率が落ちます。

通関士の試験を何度か見送っているうちに、「法令改正」の煽りを受けて、また法改正を学び直さないといけない手間が生じます。

たとえばユーキャンの通信講座なら、独学で学ぶよりも結果的に早く確実に学ぶことができます。

ユーキャンの通信講座のお申込みはこちら

5.TOEIC

TOEICは、ビジネス英語だけでなく幅広く英語スキルを身につけたい人におすすめの資格です。

TOEICは合格・不合格ではなくスコアで結果が出るため、すべての企業が同じ認識でスコアを判断することができます。

TOEICは990点満点ですが、700点以上取れていれば十分アピールできるレベルです。

貿易会社・物流会社でTOEICを受けている人が少ないかもしれませんが、日系企業の多くがTOEICを英語スキルの基準にしているのも事実。

ビジネス英語も日常会話も両方学びたい人におすすめの資格です。

物流事務が資格勉強で失敗しないための注意点

受験したい資格は見つかったけど、結局どのように資格勉強したらいいのかわからない人に向けて、はじめての資格勉強で失敗しないための注意点を解説します。

同じ試験を何回も受けているとモチベーションも当然下がってしまうので、正しい勉強法で一発合格を目指しましょう。

迷ったら就きたい職種をイメージ

資格に迷ったら、自分が興味を持った職種から逆算して資格を決めましょう。

まだ取りたい資格が見つからない方は、資格一覧から探してみるのもおすすめです。

物流事務に人気の資格をCHECK!>> ユーキャンの全講座一覧

独学で資格勉強するなら通信講座がおすすめ

残念ながら、簡単な資格はありません。

試験合格には地道な勉強がすべてです。

ただでさえ仕事が忙しい物流事務が、家に帰って勉強しても疲労と眠気で集中できませんよね。

私も何度も同じ経験をしましたが、最終的に辿り着いたのがユーキャンでした。

通信講座と聞くと、どこか胡散臭くて「やらず嫌い」でした。

しかし試しにやってみると、独学だけのため設計され最適化されている教材なので1人でもサクサク学ぶことができます。

物流事務におすすめの資格まとめ

今回紹介している資格はほんの一部です。

それ以外にも物流事務に役立つ資格はたくさんあるので、興味を持ったらホームページを覗いてみるのも良いかもしれませんね。

物流事務で役立つ資格その他▼

ビジネスキャリア試験
国際物流管理士
物流技術管理士
ロジスティクス経営士
物流現場改善士
グリーンロジスティクス管理士
梱包管理士
国際複合輸送士
貿易アドバイザー
衛生管理者
毒物劇物取扱責任者
危険物取扱者(乙種 第4類)
危険物取扱者(乙種 第1~3類、第5~6類)
運行管理者
主任計量者
防火管理者
特定化学物質作業主任者
倉庫管理主任者
ISO内部監査員
情報処理技術者
ITストラテジスト
マイクロソフトオフィススペシャリスト
マイクロソフトオフィススペシャリスト(各科目)
パソコン検定
日商ビジネス英語検定(日本商工会議所主催)
実用英語技能検定(日本英語検定協会主催)
TOEICテスト
中国語検定
漢語水平考試(2010年以後)
ハングル能力検定
スペイン語技能検定
タイ語検定
インドネシア語検定
マイナンバー実務検定
知的財産管理技能検定
日本漢字能力検定
日本語検定(日本語検定委員会主催)
電話応対技能検定(日本電信電話ユーザ協会主催)
損保専門資格
損保商品資格自動車
損保商品資格火災
損保商品資格傷害
損保募集人資格
生保大学課程
生保応用課程
生保専門課程
生保一般課程
ファイナンシャルプランナー(CFP)

当サイト「物流社員はつらいよ」では、貿易業界で働く1人の社員の視点から見た物流・貿易の世界と、貿易事務や物流事務が今後どうしていくべきか、私の意見を書き綴っていこうと思います。

共に、このつらい荒波を突き進んでいきましょう。

ものながれロジ男(@butsuryuman)でした。

貿易事務
ものながれロジ男
ものながれロジ男です。現在の物流現場に限界を感じ、良き社員でいることに見切りをつけた物流社員。当サイトの管理人/貿易事務歴10年/現在輸入海貨業務担当
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