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物流社員はつらいよ

「海上コンテナを辞めたい」と思ったら今すぐやるべき3つのこと

海上コンテナの仕事、もう辞めたい

多かれ少なかれ、そう感じている海コンドライバーって多いですよね。

仕事を辞めたいけど、気持ちに整理がつかず、なんとなく仕事を続けている海コンドライバー。

仕事を辞めた後に何をすればいいのかわからなくて、転職を怖がっている・・・。

そんな方にむけて、今すぐやるべき3つの手順を解説します。

そんな方におすすめの手順は

1.海コンを辞めたい理由を書き出す
2.辞めたい理由の改善策を考える
3.改善できなければ転職を考える

です。

面倒と思うかもしれないですが、仕事に対する悩みを客観的に見ることができるようになったり、今後のキャリアプランにもつながるのでおすすめです。

ただし、「今すぐにでも辞めたい」と心に決めている人は対象外です。

【スマホ一台で完結】物流社員におすすめの退職代行サービスおつかれさまです、「物流社員はつらいよ」管理人のものながれロジ男(@butsuryuman)です。 物流社員の視点で見た物流業界の不条...

辞めたいけど上司に言えなかったり、辞めさせてもらえない人。
たとえば、退職代行サービスを利用して一度も出社せずに辞めるという選択もできます。




一番やってはいけないのが、勢いだけで辞めることです。

無計画に感情だけで動いてしまうと、辞めることだけに意識が集中してしまい、一番大事な転職活動がおろそかになってしまいます。

あの時、やっぱり勢いで辞めなければよかった…

なぜ辞めたいのか。
その原因は解決できるものか。
解決できないならどんなキャリアを積んでいけばいいのか。

再びブラック企業に入らないためにも、まずは客観的に物事を捉えることをおすすめします。

1.海上コンテナを辞めたい理由を分析する

「辞めたいと思う理由」つまり悩みの原因を書き出したら、海上コンテナを辞めたくなる優先順位を決めましょう。

海上コンテナを辞めたいと思うのは、どこかできついと感じている証拠。

そのきつい感情はどこからくるものなのかをはっきりさせておきましょう。

給料が少ないのは不満だけど、どちらかといえば職場の人と仲良くなれないほうがつらい
仲の良い同僚がいないのはきついけど、給料が低い方がもっときつい。

このように、お金より人間関係を優先する人もいれば、お金を優先する人もいます。

まずはペンと紙を出して思いついた順に書き殴ってみましょう。

海コンがきついと思う理由をカテゴリに割り振っていくと、次の5つのタイプに行き着きます。

海コンを辞めたい人にありがちな悩みのタイプ

悩みのタイプ悩みの一例
1.[時間]長時間労働、休みが取れない
2.[給料]年収が低い、景気に左右されやすい
3.[仕事]常に激務で体に負担
4.[人間]ドライバー不足、同僚とうまくいかない
5.[環境]将来性が低い業種

1.海コンの労働時間が長い

仕事を辞めたい海コンドライバーに最も多い悩みが「労働時間が長い」。
たとえば朝のコンテナピックするだけで3〜4時間、夕方のコンテナのCY搬入やコンテナのCY戻しに2時間かかるなど、拘束時間が長い職業でもあります。

夕方に定時ギリギリでコンテナ返却しようとしても「CY搬入拒否」になればCY門前払いです。

CY搬入拒否

コンテナ内部に汚れや残留物が見つかった場合、次の荷主が使える状態にできるまでコンテナを返すことができない為、搬入拒否が解除になるまで運送会社は仮置きするしかない。

夕方にCY返バンできたとしても、次は宵積みピックして車内で朝を迎える海コンドライバーも大勢います。

納入時間に縛られる業務である以上、海コンドライバーの残業時間は改善される可能性は低いのが現実。

2.海コンの給料が安い

海コンドライバーの給料は高いと思われがちですが、長距離ドライバーと比べると若干低いです。

長距離ドライバーよりも労働条件が厳しいから当然という意見もありますが、だからといって海上コンテナは楽というのは決してありません。

現場の厳しさもさることながら、景気によって取扱貨物の増減が激しい為、歩合制をとっている運送会社のドライバーから見れば毎日安心して仕事ができません。

給料や年収の高さは業界と業種で決まるので、経済的に不満がある場合は勤め先を変えてみるのがおすすめです。

3.海コンの仕事が激務

海コンドライバーは、常に危険と隣り合わせです。

トラックを走らせていると、必ずどこかで悪質ドライバーに遭遇します。
接触事故や運転者同士のトラブルにならないよう心がけなければなりません。

強風時にはHCコンテナの転倒事故、突然吹き荒れる突風や大雨でハンドルや視界が奪われるリスクに晒されています。

いくら安全運転を心掛けていても、事故内容にかかわらずドライバーの責任となります。

国土交通省のトラック隊列走行の状況と課題によれば、2025年以降に後続車無人隊列走行が実用化されます。

特に20代のドライバーは、今後の人生を見据えて転職を検討してみるのも良いかもしれません。

4.海コンの人間関係が希薄

会話を交わすのは帰社した時だけ。

やたらとしつこいコンテナ配車係。

いまだに海コン運転手が不足している状況が続いており、一人当たりの業務負担は一向に減りません。

ドライバーが負担する業務が絶対的に多くなっているため、せっかくの休みの日でも配車係から出勤命令が降りることがあります。

海コン運転手が不足している3つの理由

1.ドライバーの業務範囲が拡大
2.自動運転ロボットの台頭
3.オリンピック特需

最近では、政府が自動追尾システムが実用化の実験に成功したこともあり、海コン運転手の需要がますます減ってゆきますね。

今でこそ需要がありますが、10年後はどうでしょう。

もしかしたら、もうコンテナはロボットが運ぶ未来になっているのかもしれません。

5.海コンの労働環境が劣悪

海コンを辞めたい理由を書き終えたら、悩みが大きい順に並び替えて、解決策を考えてみましょう。

ここで注意したいのが、感情的な理由になり過ぎないことです。

「なんとなく嫌だから」ではなく、「残業時間が長いことで体がもたないから辞めたい」といったように、物事を順序立てて考えると自分の気持ちを整理しやすくなります。

2.海コンを辞めたい原因の改善策を考える

海コンを辞めたい理由をリストアップしたら、その悩みを解決する最適解を探しつつ、自力で解決しうるものなのかを確かめる必要があります。

例えば、給料が低いという悩みが辞めたい理由だとすれば、まずは上司や人事に相談してみましょう。
もし、給料の引き上げに応じられなかった場合は、これは職場を変えるしかなさそうです。

年収は業界と業種で年収ベースが決まるので、同じ会社で昇進や勤続年数で年収UPを狙うよりも、別の業界にシフトした方が長期的にみてコスパは良いからです。

「きついから辞める」といった感情的な理由で辞めると、次の転職先で同じ環境に置かれた時に
辞めたいと思う原因が自分の力ではどうすることもできない場合、特に20代のドライバーは早い段階で転職を検討することをおすすめします。

このように、海上コンテナを辞めたい理由が何で、その悩みが自分の中でどれだけの優先度なのかを知るいいきっかけになります。

3.海コンを辞めたい理由が改善しないなら転職を

海コンを辞めたいと思う原因が改善する余地がなければ、転職を視野に入れて考えてみるのをおすすめします。

給料が少ない、休みが取れないといった不満は、上司や会社に相談して解決する余地は十分にあります。

それでも改善がみられない場合は、勤務先を変えるしかありません。

とはいえ、いきなり転職すること難しいですよね。
とりあえず、仕事を続けながら週末や有給休暇を利用しながら在職中に転職活動を進めていくのがおすすめです。

在職中に転職サービスを利用するメリット

転職サイトに登録するタイミングは仕事を辞めてから行う人が多いですが、転職と考えついた時に登録するのがおすすめです。

在職中に転職活動をするメリットは

・給料をもらいながら転職活動ができる
・じっくり転職活動を行うことができる
・転職したい業種で求められているスキルを事前にリサーチできる

など挙げられます。

勤務中の待機時間や休日を利用して、希望の業種の求人情報を探してみましょう。

転職活動を始めるのは早い方がいい

「転職活動は勤め先を辞めてから」という人がいますが、それでは良い転職はできません。

転職活動は、1日でも早く始めた方が絶対に良いです。

転職活動の平均期間は、約3ヶ月が最も多いです。

失業保険の保証期間内で内定をもらえれば問題ないですが、転職活動が長引くと思うと怖いですよね。

とりあえず勤め先で働きながら転職活動を進めておくことで、精神衛生上ラクですし、将来の不安を持たずに済みます。

したがって、「転職したいな」と思ったその時に転職サイトに登録するのがおすすめです。

海コンを辞めたい運転手におすすめの転職サービス

今すぐ転職、といわれても何から始めればいいのか分からないですよね。

はじめての転職でも失敗したくない人にまずおすすめしたいのが、転職エージェントです

転職エージェントとは、各業界に精通したキャリアコンサルタントやキャリアアドバイザーが、自分の条件に合った求人情報を送ってくれる転職サービスです。

”転職サイト”は聞いたことがあっても、”転職エージェント”は聞き馴染みのない言葉かもしれません。

転職サイトだけでなく、転職エージェントを上手く併用することでより転職活動が一気にスムーズに進みます。

転職エージェントのメリット

・転職サイトには載らない非公開求人が多い
・年収交渉で要望が通りやすい
・書類選考の通過率が上がる
・条件や入社日の交渉はしなくて良い

どれだけ本人に転職の意欲やスキルがあっても、転職サービスの使い方を間違えてしまうといつまで経ってもいい転職はできません。

転職サイトや転職エージェントを正しく利用すれば、転職の正念場でしっかり味方になって寄り添ってくれるので、実力以上の転職をつかむことができます。

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ものながれロジ男です。現在の物流現場に限界を感じ、良き社員でいることに見切りをつけた物流社員。当サイトの管理人/貿易事務歴10年/現在輸入海貨業務担当
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