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物流社員はつらいよ

【物流業界を辞めたい人必見】貿易事務が辛いと思う5つの理由

貿易事務がとにかく辛い、逃げ出したい。
転職したい気持ちは常にあるけど、仕事が激務で考える余裕すらない。
仮に貿易事務を辞めてもやりたいことがない。

そんな貿易事務の方に向けて、ものながれロジ男(@butsuryuman)が貿易事務が辛い理由と今後やるべきことを解説します。

この記事を読んで行動すれば、少しだけ生きやすい人生になります。

なぜなら、自分がいま置かれている状況を客観的に理解できるようになり、自分のキャリアプランにとって一番良い選択肢が見つかるからです。

例えば、貿易事務の仕事をなんとなく続けているけど、いつかは転職しようと思っている。

そんな物流社員にオススメしたいのが転職エージェントです。

転職エージェントとは、各業界に精通したキャリアコンサルタントやキャリアアドバイザーが、自分の条件に合った求人情報を送ってくれる転職サービスです。

”転職サイト”は聞いたことがあっても、”転職エージェント”は聞き馴染みのない言葉かもしれません。

つい転職サイトに注目してしまいがちですが、転職エージェントを上手く使いこなすことで実力以上の転職が実現できたり、入社試験の合格率が格段に上がります。

転職エージェントのメリット

・転職サイトには載らない非公開求人が多い
・年収交渉で要望が通りやすい
・書類選考の通過率が上がる
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どれだけ本人にスキルがあっても、転職サービスのアプローチが合わなければいい転職はできません。

転職サイトや転職エージェントを正しく利用すれば、転職の正念場でしっかり味方になって寄り添ってくれるので、実力以上の転職をつかむことができます。

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「自分には何もないから」と泣き寝入りしてしまえば、そのまま会社の養分にされるだけ。

思い立った時に行動するのとしないとでは、10年後には雲泥の差が生まれます。

将来後悔しない為にも、「いま」本気で転職と向き合ってみましょう。

物流業界で働く貿易事務が転職するベストタイミングはいつ?貿易事務が転職するベストタイミングについて解説します。 このまま貿易事務の仕事を続けるべきか、転職するべきかが正直わからない。 ...




貿易事務が辛い理由を大別すると5つ

辛いタイプ
1.残業時間残業時間が長い、休めない
2.低い給料給料が低い、残業代が出ない
3.仕事内容割りに合わない業務量
4.人間関係モンスター上司、パワハラ
5.職場環境立地が悪い、設備が古い

貿易事務を辞めたい理由を辿ると、最終的に5つのタイプのどれかに当てはまります。

まずは、自分が貿易事務のどんな場面で辛いと感じ、辞めたいと思っているのかを自覚することから始めましょう。

なぜなら、この辛い状況を打開するために必要不可欠な判断材料になるからです。

「辛いならすぐに転職すればいい」という意見もありますが、ここでしっかり自己分析をしておかないと一生貿易業界の養分にされてしまいます。

仕事を辞めた時点で目的が果たされてしまい、再びブラック企業の社員に元通りです。

本当に転職するべきかどうか、するならいつがベストなタイミングなのか、そう考えるきっかけになれば幸いです。

物流業界で働く貿易事務が転職するベストタイミングはいつ?貿易事務が転職するベストタイミングについて解説します。 このまま貿易事務の仕事を続けるべきか、転職するべきかが正直わからない。 ...

貿易事務が辛い理由1,残業時間が長い

当たり前のように連日夜遅くまで残業をする社員たち。

髪は伸びきってクタクタのスーツで残業をする男性社員。

隣のオフィスから聞こえてくる女性社員の嗚咽。

腐るほど湧いてくる名もなき業務

貿易事務の業務

・貿易書類の作成
・配送・通関手配
・請求書の作成

シンプルに見られがちな貿易事務ですが、完遂するまでに果なき名もなき業務が立ちはだかります。

「名もなき業務」の多くは調べ物や探し物。
一つ確認を怠ると重大な事故につながりかねない業界なので、なくそうと思ってもなかなか思い通りにいかないのが厄介なところ。

ただでさえ忙しい貿易業界、休暇を取る前日は白い目で見られます。

くそ課長
くそ課長
業務に支障が出たら引継ぎを怠ったお前の責任だからな

頑張って引き継ぎ書類を作っても、同僚には嫌煙され、上司からは無言のプレッシャー。

「責任」が足枷となり引き継ぎを面倒にさせるだけでなく、「休まないほうが楽」と感じてしまうほどの劣悪な職場。

貿易事務が辛い理由2,給料が少ない

「入社を決めたのは自分自身なのだから、後から文句をいうのは自業自得」という意見も理解できます。

ただ、私が本当に辛いと思うのは、貿易事務のジリ貧生活から抜け出す方法が完全に塞がれていることです。

①生活残業ができない
②副業が禁止されている

2019年に厚生労働省から施行された「働き方改革」により、一定時間以上残業をさせた雇用主にペナルティが課されるようになったため、中間管理職が部下に対して過剰な圧力をかけてくるようになりました。

これまで残業手当頼みで生活してきた貿易社員の暮らしが苦しくなり、貿易事務の年収の低さをひしひしと感じる日々。

生活残業できないのなら、空いた時間で副業をする選択もありますが、多くの企業が副業禁止としています。

2018年に大手航空会社ANAが副業解禁となりましたが、仮に他の業界も副業解禁ムードになったとしても、物流・貿易業界はインフラ産業のため一番最後になるでしょう。

私の場合、会社に内緒で副業を初めて毎月5万程度の収入を得ています。
そんなに大きな額ではないですが、月5万あるとないとでは心のゆとりが全く違います。

今現在は、会社に顔バレしないおすすめの副業7選で紹介しているバイト先で金銭の貯蓄スピードを加速させています。

貿易事務が辛い理由3,割に合わない仕事

「ミスは絶対にするなよ」

ミスをしたらまるで犯罪者扱い。

コンプライアンス遵守だけの業務で埋まる仕事。

貿易業界では「マニュアル通りに凡児徹底」が絶対、マニュアル人間だけが可愛がられ、出る杭は徹底的に打ちのめされます。

「自分の新しい風を吹かせたい」というイキリがちの社員にはコンプライアンスという逆風が吹き荒れます。

通関士に飽き足らず、AEO事業者、認定通関業者のようなコンプライアンスに特化した貿易企業が増加傾向にあり、社内統制全業務のマニュアル化も厳格化されてきました。

上司の無言のプレッシャーに耐えながら書類を作り、昼休み・休憩時間を犠牲にして無理くり通関スケジュールに間に合わせる。

メール受信、印刷、チェック、付け合わせ、ダブルチェック、終わりが見えない貿易事務。

提出書類のタイミングもバラバラで不備書類だらけの荷主顧客にストレスを感じながら、常に通関スケジュールと納入日の板挟み状態で、最後に調整しなければいけないのは貿易事務の仕事。

「やってあたりまえ」の風潮なので、納期に通関手配を間に合わせても何の感謝もされません。

貿易事務が辛い理由4,モンスター上司

高圧的態度を取る上司。
他の社員が見ている前で怒る上司。
過去の失敗を蒸し返す上司。
部下に完璧を求めてくる上司。

これらモンスター上司の共通点が、第2次ベビーブームで生まれた団塊ジュニア(就職氷河期)世代です。

就職氷河期世代とは?
就職氷河期(しゅうしょくひょうがき)は、社会的に就職難となった時期の通称。
就職氷河期に該当する世代は一般的に1970年(昭和45年)から1982年(昭和57年)や1984年(昭和59年)までに生まれた1990年代半ばから00年代前半に社会に出たり、2000年前後に大学を卒業した、現在において40歳前後や30代後半から40代後半を迎える世代のことだとされる。

Wikipedia「就職氷河期」引用

団塊ジュニア世代が自分の昇進に執着するあまり、一方的に部下に要求を突きつけます。

役員ポストの椅子取りゲームに巻き込まれるのが部下ですが、悪いことにこの地獄は始まったばかり。

退職年数を考えると「名ばかり管理職」の覇権は今後10年〜20年続くと予想されます。

特に会社人生が長い20~30代の貿易事務は、いまのうちから転職も一つの選択肢に入れておいたほうがいいかもしれません。

貿易事務が辛い理由5,古い機器・設備

これだけ各産業や分野でAIスマート化やペーパーレス化が進んでいるのに、事務職メインの通信手段を改善しない貿易事務は、まさに時代に逆行した業界と言わざるを得ません。

電子よりもペーパー、メールよりもファックス、業務内容によってはいまだにタイプライターを使っている職場も存在します。

こんなことを続けていては、物流業界がガラパゴス化が加速し、貿易社員も社会から取り残されてしまいます。

貿易事務が辛いと感じたら、転職の決断は早い方がいい

もし状況が変わらないようなら、早い段階で転職を検討することをおすすめします。

ただし、この主張が通るのは年齢が若い場合のみです。

その理由が以下2つ

①どうなっても自分だけの人生だから
②貿易事務にそこまで人生を捧げていないから

若ければ若いほど転職に有利

すでに結婚して家族を養っていたり、親の介護も任されている場合は、転職の決断は逆に慎重になるべきです。

仕事で受ける負担よりも、辞めた後に生活ができなくなるリスクの方が高いから。

「自分の人生が自分だけのもの」の独身時代のうちに貿易事務として生きていくかどうかを決めておくべきです。

そこまで貿易スキルを業界に捧げていない

貿易事務の転職リミットの基準をつけるならば35歳まで。

40〜50代になると貿易業界では中間管理職以上を任される年代。
その年代で新しいフィールドで生きようとしても、相対的に新たなスキルやキャリアを育てる時間がもったいないし、実る可能性も低い。

20代後半ならまだ巻き返しが効きます。

たとえば、マイナビエージェントを利用して、長期的に稼げる業界にシフトチェンジするのも良い機会です。



貿易事務が辛い時にやってはいけないこと

貿易事務が辛いと感じたのなら、転職することも一つの選択肢。
むしろ良い機会かもしれません。

ただ、一番やってはいけないことがあります。

それは、何もせずダラダラと仕事を続けること
なぜなら、その1秒1秒が自分自身の可能性を潰していることにつながるからです。

貿易事務を続けるのか、辞めるのかを、今後のキャリア人生を見据えながら決めるのがおすすめです。

物流業界で働く貿易事務が転職するベストタイミングはいつ?貿易事務が転職するベストタイミングについて解説します。 このまま貿易事務の仕事を続けるべきか、転職するべきかが正直わからない。 ...

貿易事務が辛いからすぐに辞めるのは禁物

貿易事務が辛いから辞める、感情的に行動するのは禁物です。
感情で動いても今後同じ状況に居合わせた時に同じ失敗を繰り返すからです。

たとえば、貿易事務からいざ転職と考えた時に、まだ具体的なイメージができていない。
または、別の業界に転職するべきか、それともこのまま貿易事務として働き続けるべきかを迷っている。

この状態では、貿易事務を辞めたとしてもいい転職ができません。

ではどうすればいいのかを、これから解説していきます。

貿易事務を辞めたい理由を分析

まずは、辛い理由をしっかり分析して、辞めたい理由の本質は何かをはっきりさせることが重要です。

この辞めたい理由こそが、あなたが仕事をする上で最も重要としているものだからです。

今後の転職活動でも企業を選ぶ条件を絞ることができ、良い企業に出会える確率も上がります。

たとえば、「なんで?→答え→なんで?」といった風に理由を細分化していくことで潜在的に感じていた本質が見えてきます。

貿易事務を辞めたい理由をたどっていくと、下記5タイプの悩みにたどり着きます。

1.時間の悩み…残業が長い、休みが取れない
2.お金の悩み…給料が低い、残業代が出ない
3.仕事の悩み…仕事内容が激務、ストレス
4.人間の悩み…上司の圧力、雰囲気が悪い
5.環境の悩み…立地が悪い、設備が古い

あなたの悩みは、どのタイプですか?

たとえば給料が低い人の場合。
貿易事務が年収を上げるために転職するなら、メーカー業界がおすすめです。

【20~30代必見】物流業界から転職する前にまずやるべきことおつかれさまです、ものながれロジ男(@butsuryuman)です。 「物流社員はつらいよ」では、物流業界に身を置く1人の視点から...

メーカー業界なら、貿易事務のスキルを即戦力として活かせるだけでなく、貿易事務の視点からメーカー業界をコントロールできるので「いまなら勝ち時」だと確信しています。

さらに年収は業界ごと平均が決まっており、物流業界からメーカー業界にランクアップしたことで、得られる年収も確実に増えていきます。

今のうちに逃げ道を用意しておいた方がいい

このまま貿易事務として生きるのか、それとも別の会社で新しい人生を始めるのかを、今のうちに人生の逃げ道を考えておくことが未来の自分を助けることにつながります。

その逃げ道のひとつが、転職

では具体的にどのように判断すればいいのか。

以下2つ

①自分が一番辛いと思う理由をピックアップ
②最後に残った理由は自力で解決できるかどうかを確認

まずは自分で動いてみる

まずは自分が動いて、辛い状況を自身の力で解決できるかどうかトライしてみましょう。

自力で解決できないようならば、転職を考えてみることをおすすめします。

例えば年収が悩みならの場合、会社にお願いしても却下されることがほとんど。

根気強く交渉するのもいいですが、転職で働くフィールドを変えた方がはるかにコスパがいいです。

転職サイトに登録するという選択

いますぐに転職する予定がない人でも、気になる業種の求人情報を見ておくことに損はありません。

転職サイトはただ求人が流れてくるだけのイメージが強いですが、その時にしかでない転職情報を知れたり、勤め先で働きながら自分の市場価値を知れるメリットがあります。

良い企業の求人情報を見逃したくないのなら、いますぐ登録しておくことをおすすめします。



貿易事務が物流業界から転職する具体的な手順についてはこちら>>

貿易事務を辞めるタイミングはいつがいいのか

そこまできたら、いよいよ貿易事務を辞めるベストタイミングについて考えてみましょう。

転職で成功するためには、自分のスキルのほかにタイミングも重要です。

物流業界で働く貿易事務が転職するベストタイミングはいつ?貿易事務が転職するベストタイミングについて解説します。 このまま貿易事務の仕事を続けるべきか、転職するべきかが正直わからない。 ...

以上、貿易事務が辛い理由を解説してきました。

これまで当たり前に思われていた、会社に真面目に勤めて安泰に暮らせる時代は終わります。

なぜなら会社に依存しない生き方が必須な世の中に変わってしまったからです。

これから貿易事務が生き抜いていくためには、転職だけでなく副業も重要です。
今のうちに逃げ道を用意しておいて損はありません。

物流事務の私が副業を頑張る理由おつかれさまです。 今回は、私、ものながれロジ男(@butsuryuman)が副業を頑張る理由をお話しします。 副業の収入が莫大...

「物流社員はつらいよ」では、貿易業界で働く1人の社員の視点から見た物流・貿易の世界と、貿易事務や物流事務が今後どうしていくべきか、私の意見を書き綴っていこうと思います。

共に、このつらい荒波を突き進んでいきましょう。

ものながれロジ男(@butsuryuman)でした。




貿易事務
ものながれロジ男
ものながれロジ男です。現在の物流現場に限界を感じ、良き社員でいることに見切りをつけた物流社員。当サイトの管理人/貿易事務歴10年/現在輸入海貨業務担当
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