みなさんこんにちは、「物流社員はつらいよ」管理人のものながれロジ男（@butsuryuman）です。
流社員の視点で見た物流業界の不条理と、物流社員が今後どう生きていくべきかを発信しています。
物流倉庫で働いている作業員が持つ悩みの種。
そう、夏の暑さ対策ですよね。
夏の倉庫はまるで蒸し風呂状態、
止めどなく噴き出る汗、
汗にまとわりつくホコリ、
物流倉庫を経験した方なら、誰でも経験をしたことがあると思います。
そこで今回は、倉庫作業員が夏の暑さを乗り切るおすすめの暑さ対策を紹介します。
今回は倉庫作業員向けになりますので、物流事務におすすめの暑さ対策はコチラへどうぞ⇩
結論から言うと、空調服（空調ウェア）がおすすめです。
フォークリフト用に「サマーシート」が発売されていますが、今回の暑さ対策で紹介するのは、空調服（エアコンウェア）です。
空調服（空調ウェア）を使えば、蒸し暑さから解放されて常にストレスなく仕事をすることができます。
背中と腰の間に扇風機がついたタイプの作業服。
作業着の中に常に新鮮な空気が送り込まれるため、ジメジメとした熱さの不快を感じることなく作業ができます。
扇風機はバッテリーで稼働し、フル充電すれば６〜7時間稼働できます。
▼空調服のイメージ図
・発汗量を抑えられる。
・作業着内が衛生的。
・汗疹になりにくい。
・汗の臭いを軽減できる。
・長時間稼働可能なバッテリー
次は、空調服（空調ウェア）の具体的メリットを解説していきます。
物流倉庫に勤務するフォークリフト＆作業員の現状
倉庫内作業員の暑さ対策はできていないのが現状です。
作業リーダー「定期的に水分補給と休憩をはさんで体調の自己管理に気をつけてね、以上！」
一般作業員「貨物の搬入が多くて休憩する暇がないよ。なんだか意識朦朧としてきた…」
物流倉庫の現状 ①尋常ではない汗の量
定温管理が必要としない貨物倉庫ならば、空調が効いていない物流倉庫がほとんど。
夏の倉庫内は常に蒸し風呂状態で、換気するための大きな窓がなければ遮熱カーテンもありません。
当然ながら、これでは熱中症を引き起こしてしまいます。
昨今の熱中症対策の一環で、会社から塩飴や麦茶が支給されることがありますが、栄養補給が間に合わないくらいに汗をかいてしまうのが倉庫内作業です。
物流倉庫の現状 ②熱中症になる危険性大
倉庫作業員たちは、倉庫エリアは空調が効いていないため、冷房が効いている事務所で休憩を取ることが多いです。
しかしこれが、倉庫内作業員を熱中症させる大きな原因の一つ。
一回なら大丈夫かもしれませんが、汗で濡れた体で1日に何回も暑い倉庫と冷房の効いた事務所を往復すると、体温調節ができなくなって自律神経が乱れて夏バテになるリスクが高まります。
そうならないためにも、空調服で汗を描かない環境をつくることが重要です。
物流倉庫作業員が空調服を使うべき３つの理由
フォークリフト＆作業員が空調服を使うべき３つの理由
①集中力をキープできる（汗をかかない）
②衛生的（いつでも清潔な作業着を使える）
③経済的（少ないお小遣いでやりくり可能）
空調服がオススメな理由①集中して作業できる
空調服を使えば、蒸し暑い環境の中でも収集力をキープすることができます。
集中力がキープできるのは、空調服のファンで発汗量を最小限に抑えられるからです。
2013年６月に イギリスのイースト・ロンドン大学とウェストミンスター大学が実施した調査では、「知的作業に集中する前に500mlの水を飲んだ人は、飲まなかった人に比べて14％も反応時間が速くなった」という結果が得られました。
※ Subjective thirst moderates changes in speed of responding associated with water consumption, Front. Hum. Neurosci.,
言い換えると、脱水症状（汗を大量にかいた状態）のまま仕事をすれば貨物事故を起こしやすい、というものです。
つまるところ、汗を限りなくかかない状態をつくることが貨物事故ゼロにつながるといえます。
空調服がオススメな理由②衛生的（ファン取り外し可能）
毎日汗をかくので、臭いもその日のうちに落としたいですよね。
空調服は内部にバッテリーとファンがついていますが、簡単に脱着できて洗濯機で水洗いOKです。
空調服がオススメな理由③長期的に見れば経済的
空調服のファンは6Vバッテリーですが、1日8時間稼働させた場合、1ヶ月あたり約40円でランニングコストは安いです。
「でも本体の値段が高いから、本当にお得なのか疑問」
そう思う方も多いと思います。
たとえば15,000円の空調服を購入した場合、１シーズンだけ使っただけでも1日あたり100円以下のコストで収めることができます。
気温が高くなる時期（5月〜9月末）＝153日
15,000（本体価格）÷153＝98.039…円/ 1日当たりのコスト
空調服と汗拭きシートでクール感３倍
断続的に空気を作業服内に送り込み、駆け巡らせることで、気化熱で体温を下げるというのが空調服の基本的な機能ですが、汗拭きシートがあれば清涼感がアップするのでリフレッシュできること間違いないです。
フォークリフト＆物流倉庫作業員におすすめの空調服
過酷な物流現場で働くフォークリフトや物流倉庫作業員の方にむけて、おすすめの空調服を紹介します。
初回購入する方は、「空調服＋バッテリーファンセット」が必要になってきます。
バッテリーの消耗具合によってバッテリーのみの交換も可能ですが、年々空調服の性能がグレードアップしているので、一度購入すれば長期的に利用できて経済的です。
以上、ものながれ（@butsuryuman）でした。
それではみなさん、ご安全に！
