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物流社員のコラム

物流業界の現役社員が貿易事務の将来性について考える

おつかれさまです、ものながれロジ男(@butsuryuman)です。
現在の物流現場に限界を感じ、”良き社員”でいることに見切りをつけた貿易事務が、物流社員が今後どう生きていけば良いのかを発信しています。

今回は、貿易事務の将来は安泰なのか、について考えてみます。

英語スキルを活かせたり、国際的に関わりを持てる貿易事務は人気な仕事ですが、同時に将来性の不安を抱えている人も多いと思います。

具体的には

貿易事務として働いているけど、一体いつまで働けるんだろうか。
貿易事務の将来は安泰なのか不安。今のうちに転職した方がいいのかな。

といった不安です。

貿易事務の将来性について、現役社員の視点から解説します。

貿易事務の将来性、安泰?それとも…

貿易事務の将来性は中期的には安泰ですが、長期的には不透明です

長期的に見て、貿易事務の現場からヒトが淘汰されていくからです。

貿易事務の仕事自体は無くなることはないですが、これまで人間が取り扱ってきた業務をロボットが担っていくようになるため、結果的に貿易事務の将来性は不透明と見て取れます。

プログラミング技術の発達、インターネットの高速化、AI技術の発達が急速に進み、貿易事務を介さずに輸出、輸入手続きができるインフラ整備が進むことが予想されています。

株式会社野村総合研究所によれば、「2030年から日本の労働人口49%が人工知能やロボット等で代替可能」としており、今後貿易事務のデジタル化が加速していきます。

引用:日本の労働人口の 49%が人工知能やロボット等で代替可能に

貿易事務だけでなく、通関士や倉庫作業員など、いずれ人間がやらなくても機能する世界がやってきます。

引用:人工知能やロボット等による代替可能性が高い 100 種の職業

これには諸説ありますが、

・少子高齢化による人手不足
・物流のオートメーション化

などが、物流業界の自動化を助長しているのではないかと言われています。

当然、人が生きている限り物流は無くならないし、ましてや海に囲まれる日本は貿易なしでは生きていくことができないのも事実ですが、ここで安心してはいけません。

いますぐ慌てて職業を変えたりする必要はありませんが、いまのうちに20代、30代の若手社員はいまのうちにキャリア形成をしておくのがおすすめです。

貿易事務から将来性のある業種に転職する、という選択

貿易事務として今後も活躍するのも良いですが、思い切って転職してみるのも一つの選択肢として考えておきましょう。

今後は貿易事務として働く枠が減っていく傾向にあるからです。

もしこのまま活躍し続けたいなら、これまで以上に高いフレキシブルな対応力、語学力が求められます。

貿易事務の現役で働く私に言わせると、『割に合わない』のが本音です。

今後押し寄せるAIの波を目の前にして、私の周りでは物流業界から他業界へ転職するケースが増えてきました。

では、長く働き続けるためにどう生きていけば良いのか。

物流事務以外でどんな業界が安泰なのかを知る必要があります。

短期的には予想できるかもしれませんが、長期的にみるとどうでしょう。

これから伸びる業界として

・プログラミング業界
・IT業界
・医療・介護業界

挙げられますが、正直なところ、なんとも言えません。笑

長期的に考えれば、日本人の人口は世界トップクラスで減少していくので、まずはエンタメ・娯楽業界から雇用の縮小に踏み切ります。

新型コロナもそうでしたよね。

総人口,日本人人口ともに9年連続の減少
総人口は1億2616万7千人で,前年に比べ27万6千人(0.22%)の減少と9年連続で減少しています。

引用: 統計局 人口推計(2019年(令和元年)10月1日現在)結果の要約

ここで貿易事務はインフラ業だから安泰、と思ってはいけません。

インフラの一翼を担う貿易業界といえども、貿易事務は荷主の代行業者でしかなくて、荷主の取り扱いが減れば我々の食い扶持が減ることは明白だからです。

ただひとつ言えるのは、未来の不確定要素が多すぎて、気にするだけムダだということです。

ここは一人で考え込まずに、転職の動向に詳しい転職アドバイザーに聞いてみるのがいいでしょう。

貿易事務の将来が長期的にどうなるのか、ひとりよがりに考えても確かなことは誰にもわかりません。

とはいえ、自分から行動を起こさなければ、何も起きないのも事実。

たとえば転職エージェントに無料登録すれば、あなたがどんな企業に向いているのかを教えてくれます。

物流業界から転職する前にまずやるべきことでも書いていますが、転職サイトや転職エージェントを正しく利用すれば、転職の正念場でしっかり味方になって寄り添ってくれるので、実力以上の転職をつかむことができます。

今すぐ転職する気は無くとも、いつでも転職求人案件をチェックできる環境を整えてあげることは精神的な安心感も違うので、この機会にキャリアプランを作ってみるのがおすすめです。

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ものながれロジ男です。現在の物流現場に限界を感じ、良き社員でいることに見切りをつけた物流社員。当サイトの管理人/貿易事務歴10年/現在輸入海貨業務担当
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