おつかれさまです、「物流社員はつらいよ」管理人のものながれロジ男(@butsuryuman)です。
物流事務の視点で見た物流業界の不条理と、物流社員が今後どう生きていくべきかを発信しています。
流業界でのキャリアで数々の異動を経験してきた私も、はじめは物流事務の仕事に苦労してきました。
今回は、物流事務の仕事が覚えられない時にまずやるべき5のことを解説します。
これから紹介する方法を試すことで、少しでも日々の仕事が楽になることを願っています。
減らないミスに疲れ、物流事務の仕事に不安がある
仕事を覚えられずに自信をなくしている
分からないことが分からず、質問がうまくできない
物流事務の仕事が覚えられない時やるべき5つのこと
1. 全体の流れを理解する
物流事務の仕事が覚えられない原因の一つに「全体の流れがつかめていないこと」があります。
目の前の書類や作業に追われてしまうと、部分的な業務はこなせても、全体の一連の流れが理解しにくくなります。
例えば、輸入業務で「船会社への運賃支払い明細」を作成する場合、作業の背景や関係者の役割を知ることで業務の意味が見えてきます。
テキスト本等を利用して、物流全体のプロセスを掴むために、解説本や図解資料などで流れを把握するのも効果的です。
2.特製「あんちょこ」を作る
業務手順が細かく多岐にわたる物流事務では、簡易的な自分用のマニュアル「あんちょこ」を作ることをおすすめします。
ポイントは、自分が理解しやすい形にアレンジすることです。
例えば、視覚タイプの方は図やスクリーンショットにメモを書き込む、言語タイプの方は手順を自分の言葉でまとめるなど、認知特性に合った形式で作成してみてください。
認知タイプ | おすすめの覚え方 |
---|---|
1.視覚タイプ | マニュアルの説明文をイラスト・図解にしてみる |
2.言語タイプ | マニュアルを自分の言葉で要約する |
3.聴覚タイプ | マニュアルの説明文を声に出して読んでみる |
自分だけの「特製マニュアル」があると、情報の整理がしやすくなり、効率的に業務を進められます。
目で見る,耳で聞くなどの五感を中心とした感覚器から入ってきた様々な 情報を,脳の中で「整理」「記憶」「理解」する能力のこと。
3.情報インフラを整える
作業効率を上げるために、必要な情報にアクセスしやすい環境を整えることが重要です。ファイルやマニュアルがすぐに見つかるように、デスクトップやクラウド上にしっかり整理しておきましょう。調べ物に時間がかからなくなるだけで、業務のストレスがかなり減ります。
例えば、NACCSのコードや仕向地、蔵置場所などを一元管理しておけば、毎回探し回る手間が省けてスムーズに作業を進められます。
4.聞く相手を選ぶ
質問をするときは、答えやすく助けてくれる相手を見極めましょう。
「今は忙しいから自分で調べて」と言われがちな上司や先輩よりも、わからないことに丁寧に答えてくれる方に相談すると効果的です。
特に、質問内容ごとに聞く相手を決めておくと、効率的に仕事が進みます。
人間関係の消耗を防ぐためにも、自分にとって信頼できる人を見つけて質問するよう心がけましょう。
5.とりあえず2ヶ月続ける
物流事務の仕事は専門知識が多く、最初の1ヶ月は戸惑うのが普通です。
ですが、2ヶ月ほど続けると少しずつ理解が進み、「分からないことが分かる」状態になります。
最初の数ヶ月は、慣れることを目標にし、あまり自分を追い詰めないことが大切です。
それでも物流事務が覚えられないときは

もう物流事務には向いてない、もう辞めよう
もし2ヶ月以上経ってもどうしても覚えられず、日々の業務に苦痛を感じるようであれば、転職を考えるのも一つの手です。
しかし、早まって結論を出す前に、転職エージェントの無料カウンセリングで現状の相談をしてみるのもおすすめです。
転職エージェントの無料カウンセリングを利用するメリット
転職エージェントでは、専門のキャリアアドバイザーがあなたのキャリアについて相談に乗ってくれます。転職活動をするかどうか迷っている段階でも、エージェントを活用することで客観的なアドバイスをもらえます。
・自己分析のサポートを受けて、適性を客観的に把握できる
・5年後・10年後のキャリアについて現実的なアドバイスがもらえる
・物流業界に特化したエージェントなら、物流事務に適した求人も探してもらえる
転職エージェントでは、無料で適職診断や市場価値を測ることができるサービスもあります。
自分の適性や可能性を確認することで、今後のキャリアの方向性をより明確にできるでしょう。
まとめ
物流事務の仕事を覚えるための方法や対策を試しても改善が難しいと感じたら、思い切って転職エージェントの利用を検討してみましょう。
転職エージェントは、自己分析や適職診断などを通して、あなたが持つ強みを活かした職場環境を一緒に見つけてくれます。
自分に合った仕事のスタイルを見つけ、物流業界で長く活躍できるキャリアを築いていきましょう。
