残業が毎日深夜まで、生きている心地がしない。
今回は、残業が多くて死にたいくらいに追い込まれている物流社員に向けて、伝えたいことがあります。
結論から言うと、残業時間が多くて死にたいと思うくらいなら、シンプルに辞めたほうがいいです。
「死にたい」という感情は、心が壊れる最終警告です。
何が怖いって、自分では気付かないこと。
残業が多いあまり、精神が消耗して目的と手段の区別がつかなくなってしまいます。
いま勤めている会社だけが人生ではありません。
日常の生活を守るために働きに行っているのに、働いたことが原因で体を壊してしまっては本末転倒です。
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残業が多くて死にたいくらいなら、早めに辞めよう
残業が多くて死にたいと思う物流社員に向けて伝えたいのは、次の３つ。
・あなたの仕事はあなたの仕事ではない（責任感は不要）
・一度鬱になると人生ロスが大きい（壊れたら最後）
・人生100年時代を生き抜けない（自分自信の価値）
まずは休養をとることが最優先。
1.あなたの仕事はあなたの仕事ではない
仕事がつらいときほど盲目になりがちですが、責任感なんてものは要りません。
その仕事はあくまで会社として請けた仕事であり、あなたはただの担当者でしかないから。
何を言いたいかと言うと、仕事に対する責任感は持ち過ぎないほうがいいということです。過剰な責任感は、鬱になるリスクを高めます。
「自分がこの仕事をやらなきゃ」という気持ちは大事ですが、体を壊してしまえば本末転倒ですよね。
もっと乱暴にいうと、担当者は誰でもよくて、仕事がうまく回りさえすれば会社側はなんだっていいのです。
当たり前ですが、自分の体は自分しか守れません。
自分を追い詰めないためにも、仕事に対する意識から変えていきましょう。
2.一度鬱になると人生ロスが大きい
残業が長くてつらくなってくると、鬱になるまで働き続ける人がいますが、本当に辞めた方が良いですよ…。
ここで一番伝えたいのは、「鬱になる前に」仕事を一旦辞めることです。
なぜなら一度病気になってしまうと、元の状態に戻るまで期間が長引いてしまい、結果的に時間ロスが大きくなってしまうからです。
残業を続けていれば、すぐに昇進できる
残業が辛くても続けていればいつか上司が評価してくれる
悲しいことに、物流業界ではそのような美学は通用しません。
まずは鬱になってしまう環境に身を置かないことが大事です。
仕事よりも自分の体の方が大事。
「最近残業やばいな」
「久しぶりに空見たな…」
「仕事の事考えるとご飯たべれない」
「疲れているのに夜も寝れない」
そう思ったらすぐに休みましょう。
一度倒れたり鬱になってしまうと、元に戻るまで本当に時間がかかるからです。
早めの休養が自分を助けます。
鬱気味になった当時の私はこんな感じでした。
「自分が倒れたら、会社は仕事やらなくても許してくれるよね・・・」
そこからさらに
「死にたい・・・」
「消えていなくなりたい・・・」
と思うようになりました。
例えば、風邪を引く前に薬を飲んだ場合と風邪になってから薬を飲み始めた場合では、明らかに前者のほうが治りが早いですよね。
ココロの状態はもっと繊細で、一度壊れると元に戻らない人も多いのも事実。
「自分が壊れたら会社に行かなくていい、早く壊れたい」
そんな風に思っている方がいたら、いますぐ会社に休みの連絡を入れましょう。
あなたの人生が壊れてしまう前に。
3.人生100年時代を見据えて、勇気を出して辞めよう
これからは人生１００年、会社人生も８０年が当たり前の世の中になっていきます。
これからの人生100年時代を生き抜くには、カラダも大事ですが、本業以外のスキルを鍛えていく時間を確保していくことが非常に大事です。
10年後の物流業界ではどんどんAI化が進み、オート化が進むことで、人間ができる仕事が限られてきます。
野村総合研究所によれば、通関士も、貿易事務も、倉庫作業員もAIに切り替わることが予想されています。
このままAIによるオートマチック化が進めば、物流の仕事の大半がAIに取られて物流の仕事１本で生活していくには厳しいですよね。
そこでおすすめなのがいまのうちから副業をこっそり始めることです。
ひとむかし前の人生安泰プラン（教育期間→労働→年金生活）は消え、今後は副業で稼いでいくのがあたりまえの時代にシフトしていきます。
会社の外で稼いでいくスキルを身に付けることも頭に入れて生きていかないと、どんどん搾取されてしまいますよ。
そうならないためには、物流の本業とは別フィールドで稼げる何かを考えてみるのもいいかもしれません。
「残業が多くて副業する時間がないよ」という人がいますが、それではいつまでたっても成長できません。
仕事で疲れている人にとっては難しいかもしれませんが、変化する時代のニーズの流れを読みながら働き方を変えていく時代に徐々にシフトしてきていけるようにしていきたいですね。
退職代行サービスは早めに使った方がいい
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退職代行サービスは弁護士付きが絶対条件
退職代行を使うなら、弁護士が提携しているかを必ずチェックしましょう。
直接言われると萎縮してしまうかもしれませんが、怖がる必要はありません。
これはすべて在職強要（弁護士法７７条）にあたる違法行為です。
在職強要
弁護士以外のものが非弁行為を行った場合、2年以下の懲役または300万円以下の罰金刑を適用されます（弁護士法77条）。
法律違反だとわかっていても、上司を前にするとどうしても萎縮してしまいますよね…
そんなときは、退職代行サービスを使うとメンタルをすり減らすことなく辞めることができます。
①転職活動が有利になる
②会社を辞めるまで上司に一度も会わなくて良い
③未払い残業代も取り返せる
トラックドライバー不足が深刻化している運送業界ですから、会社は必ず辞めさせないように阻止してきます。
これから辞める会社で退職する話を長引かせるよりも、新しい転職先の選定に時間を割いた方が絶対に自分のためになります。
「お世話になった会社だから・・・」と言う人もいますが、そもそも強要してくる運送会社に対しては礼儀を尽くす義理はあるのかと私は疑問に思います。
退職代行サービスの使い方
大まかな流れはこんなイメージです。
①退職代行サービスに相談（LINE、メール、電話OK）
②退職代行に費用を支払い（追加料金なし）
③簡単なヒアリング
④退職完了♩
以上、残業が多くて追い詰められている物流社員に向けて伝えたいことでした。
退職にコストを掛ける価値はある
生きるのに必要なお金を稼ぐために仕事をしているのに、仕事をしているがために死にたいと思うのは本末転倒です。
ブラック企業で消耗するよりも、多少コストをかけてでも退職、転職をすればきっと良い人生が待っています。
「退職届くらい自分で出すのが礼儀だ！最後まで責任持て！」という上司がたまにいますが、無視してオッケー。
ブラック企業を辞めるのに消耗するよりも、次の転職活動に時間をつかった方が間違いなく有意義です。
退職代行サービスに頼めば、このような老害社員と話すことなく、代わりに退職手続きしてくれます。
「弱みにつけこまれて、高い請求されそう」と心配されるかもしれませんが、すべてこみこみの料金で案内されているので、初めてでも安心して退職代行サービスを使うことができます。
共に、このつらい業界を生き抜いていきましょう。
ものながれ（@butsuryuman）でした。
