おつかれさまです。ものながれロジ男です。
本記事は、物流に関する記事を現役物流社員の目線で思ったことをストレートに発信するコンテンツです。
本日の記事:船管関係者、長期乗船で旗国と協議も。11カ月超なら延長申請
船舶代理店時代に見た、ギャングウェイから上陸した時のベトナム人船員の目の輝きが今でも忘れられないw
船員の勤務体系はあってないようなものだよな🙂↕️https://t.co/ZF91oJMMwm
— ものながれロジ男@物流社員はつらいよ (@butsuryuman) April 27, 2026
現場の「人手不足」と「働き方悪化」はさらに進む
結論として、今回のニュースは「海上だけの話ではない」です。
つまり、船員の長期乗船問題は、最終的に陸の物流現場にも負担として跳ね返ってくる。
結果として、残業増・負担増・コスト増 → 給料に反映されにくい構造が強まる可能性が高い。
ニュース要約
中東情勢の緊迫化により、航空便の制限が続き、外航船員の交代が困難になっている。国際ルール(MLC2006)では乗船期間は実務上11カ月が上限だが、これを超える可能性が出てきた。船舶管理会社は旗国へ延長申請を行う動きもあるが、あくまで例外措置であり短期間に限られる見通し。ペルシャ湾では約1600隻・2万人の船員が影響を受けており、安全面の懸念も強まっている。
物流業界への影響
船員不足=輸送の遅延リスク増
今回のポイントはシンプルで、
「人が回らない=物流が止まる」という構図。
• 船員交代ができない
• 疲労・安全リスクが上がる
• 運航の遅れや停止リスクが増える
つまり、海上輸送の安定性が崩れる。
結果として、
納期遅延 → クレーム増 → 現場負担増につながる
現場レベルの変化(残業・給料・仕事量など)
① 残業は確実に増える
船の遅れが出るとどうなるか。
• スケジュール再調整
• 顧客へのリスケ説明
• 突発対応(通関・ドレー再手配など)
これ、全部現場に降りてくる。
つまり、
「予定通り進まない仕事」が増える=残業増。
実際の現場だと、
「夕方に本船遅延の連絡が来て、そのままドレー・倉庫・顧客に連絡してたら普通に1〜2時間残業が伸びる」とか
「1本の遅延で関連する案件が全部ズレて、気づいたら一日中リカバリー対応だけで終わる」
こういう日が増えるイメージ。
② 年収は「横ばい〜実質減少」の可能性
ここが一番リアルな話。
• 海上運賃の不安定化
• 保険料・人件費の上昇
• 利益圧迫
企業としてはコスト増を抱えるため、
給与アップに回せる余力は減る。
例えば、
• 年収600万円 → 据え置き
• 残業月20h → 40hに増加
この場合、
時給ベースでは実質20〜30%ダウンになる。
つまり、
「忙しいのに生活は楽にならない」状態。
③ ストレスと責任は増える
• クレーム対応増
• 納期プレッシャー
• 判断業務の増加
特にフォワーダーや現場担当は、
「自分ではどうにもできない遅延」の板挟みになる。
20〜30代への影響
結論として、若手ほど影響を受けやすい。
理由はシンプルで、
• 実務の大半を担うのは20〜30代
• 調整・対応業務が集中する
• でも評価は見えにくい
つまり、
「頑張っても報われにくい構造」に入りやすい。
さらに今回のような外部要因は避けられない。
だからこそ、
会社ごとの差が一気に広がるフェーズに入っている。
転職すべきかの判断基準
✔ 転職を考えた方がいい人
• 残業が月30h→40h以上に増えている
• 年収がここ2〜3年ほぼ変わっていない
• 評価が年功序列寄り
• 将来のキャリアが見えない
→ この状態なら、環境を変える価値は高い。
✔ まだ様子見でもいい人
• スキルが明確に積み上がっている
• 市場価値が上がっている実感がある
• 年収アップの見込みがある
→ この場合は、戦略的に残るのもアリ。
まとめ:今後は「会社選び」で人生が変わる
今回のニュースを一言でいうと、
物流はさらに不安定になり、負担は現場に集中するということ。
そして重要なのは、
その影響を受ける会社と、受けにくい会社が分かれる点。
つまり、
• しわ寄せ型の会社 → 激務・低賃金
• 対応できる会社 → 安定・待遇維持
という二極化が進む。
迷ってるなら「情報だけでも取るべき」
正直、この流れは短期では終わらない。
だからこそ、
「今の会社に居続けるリスク」も考える必要がある。
特に、
• 残業が増えているのに給料が変わらない
• 家族との時間が削られている
• 将来の見通しが立たない
こう感じているなら危険信号。
結論として、
今の環境に不安がある人は早めに動くべき。
とはいえ、いきなり転職しなくていい。
まずは、
• 自分の年収が市場でどの位置か
• 同じ職種でどれくらい条件が違うか
これを知るだけでも大きい。
実際、同じ物流業界でも
年収が100万以上違うケースは普通にある。
「もっと早く見ておけばよかった」と後悔する前に、
一度だけでも外を見ておくのが現実的な一歩。


