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物流社員の育休

物流会社で働く私が育休を取ろうと決心した理由

おつかれさまです、「物流社員はつらいよ」管理人のものながれロジ男(@butsuryuman)です。
物流社員の視点で見た物流業界の不条理と、物流社員が今後どう生きていくべきかを発信しています。育休3ヶ月取得しました。

今回は、私が育休を取ろうと決めた理由を紹介します。

こんな人に読んでほしい

・パートナーの妊娠を機に、育休を取りたいと考えている。
・育休を取りたいけど、周りに参考になる人がいない。
・残業が多い業界、職場の上司に言いづらい。

これから育休を取りたいと考えている物流社員の参考になれば幸いです。




物流社員の私が育休を取ろうと決めた理由

私が育休を取ろうと決心した理由は、

・パートナーとの関係を良くするため
・子どもの成長を自分の目で見たいから
・育休制度の整備が進んだから

の3つです。

1.パートナーとの関係を良くしたい

パートナーの負担を減らすことは至極当然ですが、パートナーとの関係を良くしたいと思ったのがきっかけです。

育児は夫婦関係を左右するという統計結果も存在します。
簡単に言うと、「パパが一緒に育児をすると、夫婦関係はうまくいく」という内容です。

結婚する前はあんなにラブラブだったのに、結婚して子どもが生まれてから妻から何も相手にされなくなった

なんてぼやきを聞いたことがあると思いますが、これは「女性の愛情曲線」によるものです。

育児期間中のパパの地位は一度底辺に落ちますが、この辛い時期をパートナーと共有し乗り越えさえすれば、徐々にパパに対する愛情が戻ってくることが示されています。

東レ経営研究所ダイバーシティ&ワークライフバランス 「女性の愛情曲線」引用

子どもが成長して落ち着いた時に「あの時は大変だったけど、今思えば楽しい日常だったね」と笑い合って言い合える関係が理想ですよね。

子育てに協力しない夫婦はダメというわけではありませんが、少しでも長く夫婦関係を良く保ちたいと思うのであれば、積極的に育児参加することをおすすめします。

それでもなかには、「育休ってそんなに取る意味あるの?」「仕事を休みたいだけじゃないの?」と思う人もいるかもしれません。

仕事のキャリアはやる気次第で巻き返しがききますが、育児のタイミングは一度きり。

実際、育休をとって微塵も後悔をしていません。

2.子どもの成長を自分の目で見たい

育休取得を決めた2つ目の理由は、子どもの成長を自分の目で見たいと思ったからです。

そう思うようになったきっかけは、遅い夕食を食べながら一歳になる娘の話を妻から聞いているときのこと。

今日ね、ハイハイできるようになったのよ

驚きと喜びに浸ったあと、私はふと強い虚無感に襲われました。

いま、とんでもなく貴重な時間を失っているのかも

大袈裟に聞こえるかもしれませんが、子どもの成長は驚くほど早いんです。
だからこそ、子の成長の瞬間には一緒に共有したいと思うようになりました。

あるデータでは、母親が生涯わが子と一緒に過ごせる時間は約7年6ヶ月(約65,700時間)、父親は約3年4ヶ月(約29,200時間)というデータもあります。
小学校卒業時には約半分の期間が終わっているそうです。
バラエティー番組『チコちゃんに叱られる』(NHK総合テレビジョン) 引用

物流の仕事はいくらでも代わりが利きます。
しかし、育児参加できるのは私(夫)しかいない。

家庭を顧みず仕事ばかりしていては大事な家族が崩壊してしまっては本末転倒ですからね。

3.育休制度の整備化が進んだため

育休取得したいと思った3つ目は、育休制度の整備化が進んでいた点です。

少子化対策が深刻しているからか、育児介護法が拡充されてきていたおかげで、育休のハードルが一気に下がったと感じています。

現行の育児介護法では、育休の申し出をした社員に対して会社側は拒否することができないことになっています。

法律できっちり決められているのは心強いですよね。

事業主は、労働者からの育児休業申出があったときは、当該育児休業申出を拒むことができない
(育児休業申出があった場合における事業主の義務等) 第六条  ー 引用

勤めている会社規約によって育休取得できないということは一切ないので、毅然とした態度で臨めたのが心理的に大きなプラスでした。

育休を取得したころは「会社は大丈夫なの?」と妻に心配をかけましたが、結果的に妻からも感謝され、育休を取って本当に良かったなと実感しています。

もし同じ境遇の方がいたら、ぜひ参考にしてもられたら嬉しいです。

「育休中のこんなこと知りたい」などあれば、Twitterからお気軽にリクエストしていただけると励みになります。

貿易事務
ものながれロジ男
ものながれロジ男です。現在の物流現場に限界を感じ、良き社員でいることに見切りをつけた物流社員。当サイトの管理人/貿易事務歴10年/現在輸入海貨業務担当
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