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物流社員の育休

物流会社で働く私が育休を取ろうと決心した理由

おつかれさまです、ものながれロジ男(@butsuryuman)です。

「物流社員はつらいよ」では、現役の物流社員としての視点から、物流業界のリアルな姿をお伝えしています。業界で働く中で感じる日々の課題や悩み、そして物流社員がこれからどのようにキャリアを築いていくべきか、そのヒントを皆さんにシェアしています。

今回は、私が育休を取ろうと決めた理由を紹介します。

こんな人に読んでほしい

・パートナーの妊娠を機に、育休を取りたいと考えている。
・育休を取りたいけど、周りに参考になる人がいない。
・残業が多い業界、職場の上司に言いづらい。

これから育休を取りたいと考えている物流社員の参考になれば幸いです。




物流社員の私が育休を取ろうと決めた理由

私が育休を取ろうと決心した理由は、

・パートナーとの関係を良くするため
・子どもの成長を自分の目で見たいから
・育休制度の整備が進んだから

の3つです。

1.パートナーとの関係を大切にしたい

育休を取ると決めた最大の理由は、パートナーとの関係を良好に保ちたかったからです。

育児は夫婦関係に影響を与えるとよく言われています。特に、父親が育児に積極的に関わることで、夫婦の絆が強くなるというデータがあります。

育児の辛い時期を一緒に乗り越えることで、家族の絆が深まると実感しました。育児に参加することで、長期的に見て家族の幸福度が高まると信じています。

東レ経営研究所ダイバーシティ&ワークライフバランス 「女性の愛情曲線」引用

「あの時は大変だったけど、今思えば楽しい日常だったね」

子どもが成長して少し落ち着いた時に、夫婦でそんなふうに笑い合える関係が理想ですよね。育児の大変さを共に乗り越えたからこそ、家族の絆はより強くなるものだと思います。

つまるところ、育児への協力は夫婦関係を良好に保つカギ。

もちろん、「子育てに協力しないとダメ」というわけではありません。でも、できるだけ長く夫婦関係を良好に保ちたいなら、積極的に育児に参加することをおすすめします。

育休に対する疑問もあるかもしれません。

こんな疑問を持つ方もいるでしょう。

「育休って本当に必要なの?」 「ただ仕事を休みたいだけなんじゃないの?」

確かに、そう感じることも理解できます。
私もそう感じていた時期がありました。

でも、キャリアは取り戻せますが、育児のタイミングは一度きり!

仕事のキャリアは、意欲次第で巻き返せるものです。でも、育児のタイミングは一度きり。子どもの成長の瞬間は戻ってきません。

だからこそ、その一瞬一瞬を大切にしたいと思うのです。育児の苦労と喜びを共有することで、未来の家族の幸せを築いていけるのではないでしょうか。

2.子どもの成長を見逃したくない

二つ目の理由は、子どもの成長を自分の目で見たかったからです。

ある日、妻が「今日、娘が初めてハイハイしたよ」と言ったとき、心の中で「その瞬間を見たかった…」と感じました。子どもの成長は本当に早いです。

物流業界は代わりが利きますが、父親としての役割は私にしかできません。この大切な時間を失いたくなかったのです。

あるデータでは、母親が生涯わが子と一緒に過ごせる時間は約7年6ヶ月(約65,700時間)、父親は約3年4ヶ月(約29,200時間)というデータもあります。
小学校卒業時には約半分の期間が終わっているそうです。
バラエティー番組『チコちゃんに叱られる』(NHK総合テレビジョン) 引用

 

3.育休制度の整備化が進んでいた

育休を取りやすくなったことも、大きな決め手でした。少子化対策の影響で、育児休業に関する法律が強化されています。会社が育休取得を拒否できない点も、私の決断を後押ししました。

最初は「職場に迷惑がかかるのでは…」と心配していましたが、法的な支えがあることで、自信を持って育休を申し出ることができました。結果として、家族から感謝され、育休を取って良かったと感じています。

事業主は、労働者からの育児休業申出があったときは、当該育児休業申出を拒むことができない
(育児休業申出があった場合における事業主の義務等) 第六条  ー 引用

まとめ

育休取得に迷っている物流社員の方へ。キャリアは取り戻せますが、子どもの成長は一度きりです。育休を取ったことで、家族との時間を大切にできました。同じような悩みを抱えている方がいれば、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

貿易事務
ものながれロジ男
ものながれロジ男です。現在の物流現場に限界を感じ、良き社員でいることに見切りをつけた物流社員。当サイトの管理人/貿易事務歴10年/現在輸入海貨業務担当
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